富山市の皮膚科専門医クリニック

ロゴ1324.png皮ふ科さいとう

930-0951 富山市経堂4-7-1

TEL 076-421-4112

当院は予約制ではありません。来院順に診察いたします。
順番待ちのお電話もお受けしていません。

皮ふ科さいとうでは、さまざまな皮膚疾患に対し、以下のような診療を行っています。

尋常性乾癬
全身に境界のはっきりした紅斑やがさつきが多発する皮膚疾患です。当院では、活性型ビタミンD3外用剤を中心とした外用治療に加え、中等症以上の方にはナローバンドUVBの照射、エトレチネートやシクロスポリンの内服治療も併用します。また最新の生物学的製剤による治療を視野に入れ、適応のある方は市内主要病院へ紹介します。
乾癬の治療はそれぞれ長所と短所がある治療が多く、それぞれの治療について十分にご説明の上、その方に合った治療を一緒に決めていきます。
アトピー性皮膚炎
皮膚のバリア機能低下による敏感肌を基礎に、慢性的に湿疹を繰り返す皮膚疾患です。アレルギーとして認識されがちですが、アレルギーは主に二次的に発生する増悪因子であり、基礎にあるバリア機能低下を軽減することが第一です。当院では日本皮膚科学会によるアトピー性皮膚炎診療ガイドラインに沿って、ステロイド外用と免疫調節薬の外用、保湿の徹底、生活指導、外用指導により皮膚の炎症を沈静化し、維持することを目標とします。中途半端な強さのステロイド剤を漫然と使用している方が意外に多くみられますが、むしろ強めの外用剤をしっかり使用し、早く炎症を沈静化することで、弱い外用剤で維持できるレベルに持っていく方が、QOL(生活の質)の向上につながります。
円形脱毛症
円形脱毛症は主に毛根の部分的な免疫異常により脱毛を来す疾患です。必要に応じ脱毛を伴うことのある全身疾患(膠原病、甲状腺機能低下症、梅毒など)を採血でチェックし、問題なければ外用剤による治療、紫外線照射、局所免疫療法(わざとかぶれやすい薬剤を頭皮に繰り返し塗布する治療)、場合によっては日本皮膚科学会のガイドラインに沿ってステロイドの内服・点滴による治療も検討します。
男性型脱毛症
いわゆる若ハゲです。フィナステリド(プロペシア)、デュタステリド(ザガーロ)の内服で、進行の抑制、毛量の増加も期待できます。効果は3か月〜半年の内服で実感出来る場合が多いですが、中止すると元に戻ってしまいますので、継続的な内服が必要になります。こちらは自費診療になります。
ほくろ
ほくろは主に「母斑細胞性母斑」をさします。良性の腫瘍なので大きくなることも多いですが、ほくろの癌(悪性黒色腫)を心配される方も多いと思います。当院では視診に加え、ダーモスコープ(皮膚の深いところまで観察できる特殊な拡大鏡)による診断、必要に応じ生検・切除による診断を行います。なお美容目的(生活に困らない)ほくろの手術は積極的には行っておりませんので、ご了承下さい。
シミ
シミが悪性かどうかの診断はダーモスコープによる保険診療になりますが、シミを消したい、薄くしたい等のご相談は自費診療(初診2000円、再診1000円)になります。ただし、当院ではシミの治療は積極的には行っておりませんので、ご了承下さい。
にきび
にきびは毛穴の閉塞により毛穴に皮脂や膿がたまった状態です。細菌の繁殖による炎症性のにきび(赤にきび)は、従来の抗菌外用剤で治療できましたが、毛穴のつまり自体を改善する処方薬が発売され、ガイドラインでも基本治療となっています。しかしこの外用剤は刺激性があり、特に乾燥肌ににきびが出来るタイプの方には、十分な理解と保湿の徹底が必要になります。その他に、炎症をおさえる作用のある抗生剤を併用する場合もあります。市販の薬品や化粧品等で良くなった方はそれで構いませんが、なかなか改善が得られない方はご相談下さい。
巻き爪、爪囲炎
主に靴の左右からの圧迫による爪変形です。爪の両端のみが皮膚に突き刺さったようになる方や、ゼンマイ状に巻いた方、爪白癬を合併した方々等さまざまです。深爪をされている方が多く、その際に爪の両端に残った鋭い爪の先端が皮膚に刺さっていることもあり、その場合にはその爪を除去することで休に楽になる場合もあります。巻き方、炎症・感染の併発具合により、爪の処理、抗生剤内服、形状記憶合金(マチワイヤ)またはコレクティオによる矯正治療(自費診療)、フェノール法による爪の部分的除去術、炭酸ガスレーザーによる肉芽焼灼も行います。
爪白癬
最近はCMなどで啓発活動が盛んとなり、治療される方が増えてきました。しかし見た目が爪白癬でも、実際には別の菌であったり、別の疾患(扁平苔癬や外的刺激による混濁など)であったりすることもあり、まずは顕微鏡検査による診断が重要です。その上で外用治療、内服治療を考慮します。
ピアス
ピアスの穴あけ後の細菌感染症、かぶれが問題になることがあります。当院では、チタンや医療用ステンレス、プラスチックなど、かぶれにくい素材を使ったファーストピアスが開けられるキットをご用意し、ご本人と位置決めをしてピアス穴を開けます。ファーストピアスは1ヶ月間入れ続け、問題なければ好きなピアスをしていただくことになります。透明プラスチック(芯には補強用金属が入っています)や、数種類の石入りの金属ピアスを用意しておりますので、ご希望のピアスにて穴開けいたします。なお、耳以外の場所や軟骨、トラガスの穴開けは行っておりません。自費診療になります。
尋常性白斑(しろなまず)
局所的免疫異常により、皮膚の色が白くなる疾患です。部分的に留まるタイプと、全身に拡大するタイプがあります。部分的なタイプは簡易的な植皮手術が有効です。全身に拡大するタイプはなかなか改善は難しいですが、ナローバンドUVBやエキシマライトの照射が最も効果が期待できます。その他病期に応じて外用も併用します。
いぼ、たこ、うおのめ
手足に出来るウイルス性のいぼ(尋常性疣贅)は、通常液体窒素による冷凍凝固術を施行します。難治性・多発性の場合はヨクイニンエキスを内服していただくことがあります。
足の裏のうおのめは、よくみるといぼである場合もあり、しっかり診断することが必要です。
うおのめ、たこは基本的に削ると楽になりますが、体重がかかる部位にできるものであり、再発はなかなか免れません。中敷きの工夫など、日常の対策が必要になってきます。
みずいぼ
ウイルスの表皮細胞への感染によるぶつぶつです。幼児〜小学生に多くみられます。いずれは自然消退するため、治療が不要という考え方もありますが、感染症であることは間違いなく、プールを拒否される場合が少なくないため、少数のうちに治療しておくのが通常は得策と考えます。
ぶつぶつの中にはウイルスの塊である白い粒が入っており、専用のピンセットでつまみとり、白い粒を外に出していきます。つまむときは痛いですが、その後に痛みが残ることはありません。また通常のいぼに使われるヨクイニンエキスが有効である場合もあります。
蜂巣炎、丹毒(面疔)
腕や足の一部が、赤く腫れて痛くなることがあります。皮下組織を中心に細菌が繁殖して炎症が起こるものを蜂巣炎(蜂窩織炎)、皮膚を中心に浅いところで繁殖するものを丹毒といいます。糖尿病や高齢で免疫力が下がっている方などは、症状がひどく出ることもあります。40度に及ぶ発熱を伴ったり、放っておくと命に関わることもある感染症ですので、早めの抗生剤の点滴・内服による治療が肝心です。
膠原病
自己免疫疾患(免疫の標的が外敵でなく自分自身の組織になってしまうことで起こる疾患)で、皮膚に症状が出るものが多く、診断・治療を皮膚科で行うこともあります。クリニックレベルでは全身的な検査や治療は困難なので、症状を見た上で、必要に応じて金沢大学も含め市内の総合病院のうち適切な紹介先へ紹介いたします。

ここで挙げた疾患はほんの一部です。当院では、患者さんの疾患の状態のみならず、生活習慣や仕事や趣味への差し支えがないか考慮しつつ治療をしていきます。